受章を祝う会、感謝の会、祝賀会

叙勲・褒章受章記念祝賀会とは

叙勲・褒章受章の祝賀会は、先生の功績に協力された皆さまへの感謝はもちろん、後進の方がたの発奮や企業・団体の勢威発揚を促す意味でも、受章内容や祝賀会の規模に関わらず、多くの方が催されております。

叙勲・褒章は、ご存知の通り公共の幸福増進、国民の安全、また経済・文化発展への貢献等に対して、天皇陛下より授けられるものです。官報、新聞発表などにより周知が図られるのは、先生の栄典ご受章が国民全体に周知されることが目的とされます。それは叙勲・褒章を受けられた栄誉を皆さまで分かち合うこと、ひいては先生に続いて、広く公益に資する人材が新たに育ってくることを期待しての事と考えられます。

ご謙遜の気持ちから「身内だけのお祝いで済ませたい」「関係者だけにお礼して済ませたい」とお考えの先生もいらっしゃいますが、どうか先述のような意図をお汲みいただき、叙勲・褒章受章を盛大にお祝いされることをお勧めいたします。

祝賀会の種別

祝賀会には、発起人を擁立して行う「受章祝賀会」と、受章者ご本人が発起人となり、お世話になった方々をお招きする「感謝の集い」があります。また、祝賀会と感謝の集いを両方催される方もいらっしゃいます。いずれの場合も、勲記・勲章(褒章の記・褒章)を会場にて披露されるのが一般的です。

開催時期について

御参内から3ヶ月後位に開催される方が多いです。春のご受章なら6月~9月、秋の場合は12月半ばまでに、年明けは1月の後半からがおすすめです。祝賀会当日までのスケジュールを作成し、早めに準備を進められることが大切です。

サンプルスケジュール

秋のご受章で年内に祝賀会を実施する場合には、受章の報告とお礼を兼ね、参内後できるだけ早く祝賀会の御案内状を発送します。

祝賀会・祝う会の開催に向けて

額縁の選択

勲記・勲章、褒章の記・褒章は額装して会場に飾ります。いわば会のもう一人の主役ですので、相応に重厚かつ鑑賞に堪えうる額縁をご選択頂くことをおすすめします。見栄えよく掲額でき、かつご自宅にお飾りになる際にも落ち着きのあるたたずまいになる額縁は、ぜひ銀座明倫館展示室にて実物を確かめてお求めください。

ご招待客リストづくり、御案内状の製作

ご招待客リストの作成は、最も時間が掛かり皆様お悩みになる部分です。御案内状の送付は一般的に開催の約1ヶ月前が目安です。また、銀座明倫館で宛名筆耕を承った場合、発送枚数にもよりますが1週間~10日間程度お時間を頂戴しております。

祝賀会のしおりの製作

ご来場客へのメッセージ、ご受章者様のお写真と経歴・受章履歴、勲記・勲章の写真、発起人様のリスト、当日の式次第が必要となります。原稿校了から約2週間で印刷が完了します。

≪祝賀会の栞(パンフレット)6頁の見本≫

祝賀会の栞(パンフレット)6頁の見本

記念品の選定

お祝いの席でお持ち帰りいただく記念品は、感謝を形にする最も雄弁なメッセージですので、ご本人にお選びいただくことが大切です。
例):利に便する実用品:置時計、漆器類
ご参内の感動が伝わる品:皇居二重橋の図柄

祝賀会当日の日程

受章者・発起人・会場担当者がよく話し合った上で進行を決めます。関係者間の連絡は念入りに行われるべきです。

開催当日の予定例

題目 題目詳細
受付 受付開始
勲章や自分史写真、時代ニュースパネルなどの展示
受章者ご入場(映像による受章者紹介)
開演 開演の御案内
挨拶 御挨拶
発起人代表者による御挨拶
来賓代表による御挨拶
乾杯 乾杯の御発声
食事 お食事の開始(受章者ゆかりの音楽をBGMとして)
祝辞のご紹介
謝辞 受章者謝辞
演出① 受章に至るまでのエピソードや物語り紹介(映像紹介)
歓談ように使用映像を継続放映
演出② お祝い餅つきなど
家族紹介 ご家族から受章者へのメッセージ
中締め 中締め/受章者退出/来賓者お見送り
閉会 閉会・解散場合

銀座明倫館に全てお任せください

謝辞の内容から特別な会場のご提案、オリジナル記念品のご手配など、祝賀会全般にわたりサポートいたします。お時間を頂ければ銀座明倫館展示室でのお打合せ、また叙勲アドバイザーによる出張説明等も承ります。さらなる詳細はフリーコール:0120-133-336まで御連絡ください。