写真額のすすめ

記念写真は額装をして、より多くの方に見て頂きます

勲記・勲章(褒章の記・褒章)と同様、皇居における記念写真(集合写真)、ご夫妻又はお一人での記念写真は額におさめてより多くの方に見て頂くことが栄典の慣習です。これは、叙勲褒章の意義をより多くの方に伝えるというご受章者の役割とも言えることです。

皇居へご参内されること自体が大変希少な機会ですので、皇居での写真や勲章・褒章を佩用された立派なお姿を、写真館の簡易アルバムや書類棚にしまうことなく掲額なさってください。

集合写真

皇居にてご参内の後、宮殿内で撮影が行われます。専用の申込用紙が配布されますので、申し込み用紙に必要事項を記入の上、現金書留にて申し込みをなさってください。申込後、約1ヶ月半で写真が届きます。

集合写真は、四つ切以下ですとお顔が見え難くなりますので、半切サイズでのご注文をおすすめします。省庁によっては、無料にて四つ切以下の写真を頂ける場合がありますので、その際には、お近くの写真館にてご要望のサイズに引き伸ばしをなさってください。

銀座明倫館では、写真の申し込み代行から額装まで承っておりますので、面倒な部分は全てお任せ頂き、プロの手で額装された立派な記念写真をお届けいたします。勲記・勲章額、褒章の記・褒章額と共に、同じ緞子(張地)、縁材にて作成をした集合写真額をお飾りください。

勲章・褒章を佩用した記念写真

ご夫婦で正装されたお姿をホテルの写真館等で撮影される方が殆どですので、着付け・美容室同様毎回混雑いたします。ホテルの予約の際に一緒に申し込まれることをおすすめします。

写真の大きさは四つ切りサイズが最もおすすめです。勲記・勲章額とデザインを合わせた写真額は、小型ながら重厚な額縁ですので、執務室や事務所等でも違和感なくお飾りいただけます。

勲記・勲章額、褒章の記・褒章額と張地の色を変えられる方もいらっしゃいます。大きな額縁は落ち着いた重厚感を重視してお選び頂き、記念写真額は明るい感じの額に額装するのも一つの選択肢です。

額装にあたって

写真額のマットは窓穴のみが開いている形となっており、写真を固定するための部品などは付属しておりません。これは賞状と同様の構造にしますと、湿気により写真の表面とアクリルガラスが接着されてしまい、せっかくのお写真を傷める可能性があるためです。

額装の方法としましては、窓穴からの見え方を確認しながら位置を合わせ、裏面からテープ止めします。貼ってはがせるテープ(パーマセルテープ等)の使用をおすすめします。セロハンテープの場合は糊が黄色く変質する場合がございます。

※写真の判型は全国統一ではございませんが、窓穴サイズを最適化することで対応しております。あらかじめご了承ください。